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バイレの基礎〜フラメンコダンスについて
- フラメンコダンス(=Baile、以下バイレと表記します)を習い始めた人が最初に教えてもらう曲は、おそらくRumba FlamencaかSevillanasでしょう。
Rumba Flamencaは「フラメンコ風ルンバ」とでも訳せましょうか、中米キューバ生まれのRumbaをフラメンコに取り入れたものであり、Sevillanasはアンダルシア地方の民謡をこれまたフラメンコに取り入れたものです。
このような背景があるので、この2種類の曲を正統なフラメンコとして認めない立場の方もおられます。
が、それでも最初に教える曲に選ばれるのは、フラメンコ独特の複雑なリズムが無く、初心者にはとっつきやすいからでしょう。
しかし小粋に踊ろうと思えば、これまたなかなか奥が深いのも事実です。
バイレについてのお話を始める前に、フラメンコを司る基本単位「Compás(コンパス)」をご紹介しておきましょう。
ここでいうコンパスとは、フラメンコ風の1小節と考えていただいて結構です。あるいは「時計」を思い描いてくださった方がわかりやすかもしれません。フラメンコにおいて基本的に12拍でこの時計を一周します。これが1コンパスです。そして、1コンパス中のアクセントの位置とコードの進行で曲の形式を区別します。
例えば、アクセントの位置が[3、6、8、10]にある曲はSolea、[12、3、7、8、10]にある曲はBuleriasといった具合です。
ところが、先述のRumba FlamencaとSevillanasのような外来種の曲は、12拍で1コンパスという基本から外れていて、
Rumba Flamencaは8拍で1コンパスを基本とする2拍子系で、Sevillanasは6拍を1コンパスとする3拍子系です。
さてさて、本題のバイレの基礎ですが、実際にスタジオで手取り足取り指導してもなかなか伝えられない事柄であり、ここで文章で表現するのはそれ以上に難しいので、ここではポイントだけを提示して、詳細は別稿に譲りたいと思います。
- カンテとギターをよく聞くこと、そして調和を重んじること
- 身の丈をわきまえること、つまり自身の身体を最大限に用い、かつ身体に逆らわないこと
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